データ基盤組織
ある程度成長したサービスが次のフェーズに移るとき。
例えば、0→10を目指すとき(0→10の中でも5以降かな)の壁を、素早く突破するためには、データの活用が必要になってくると考えている。
そのために、データ基盤を作成が必要になってくる。
世の中の情報を確認する際、ググってみたりすると、基盤の仕組みはたくさん出てくるが、どのような組織を構築すればよいかが出てこない。
私自身はこうしたらよいのではないかと思っている。
データの活用目的
データを活用する目的は、プロダクトをよくするため、サービスを世の中に推進するためだ。
数値を出したからそれでお終い。その数値がすべてというわけではない。
決して、数値遊びに使用してはならない。
データは、サービスの現状に照らし合わせることで、サービスが抱えている問題点・課題点が見えてくる。
その問題点・課題点を仮説とし、検証を行っていく必要がある。
データがたまってくると、仮設の検証も、機械学習などを用いることによって、仮想的におこなうことができるようになる。
そういった検証を重ねることで、サービス成長を実現できる。
組織に必要なポジション
目的を実現するためには、いろいろなポジションが必要になってくるが、私は次のように考える。

データ基盤といっても、管理から活用まで、いろいろと考えならなければならない。
また、大きな職種の分担として、セールスとエンジニアでも分かれてくる。
それぞれのポジションには、下記のような役割を期待することとなる。
| 職種 | 役割/期待 |
| データ管理者 | ・データ形式の統制/管理 プロダクトデータベース ログデータ サービス基盤 ・各データに対してのセキュリティ |
| データエンジニア | ・データ基盤システムの構築/管理 ・データ収集 ・解析環境の構築(BIツールや機械学習のための環境) |
| データサイエンティスト/アナリスト | ・データ解析 問題点/課題抽出 未来予測 ・機械学習モデルロジック作成 |
| データマネージャー | ・データの可視化 ・セールスサイドへの活用啓蒙 |
組織の在り方
セールスとエンジニアをわけて組織づくりをすることが主流だが、このデータ基盤の組織関しては、同じ組織に、上記の職種を配置することが良いと考える。
同じ組織に所属することによって、データの活用を推進しやすくする狙いがある。
が、この部分に関してはまだ、明確に言語化ができていない。





